飽きっぽいのには理由(ワケ)がある

チョコパレスオーナーのチョコさん。
吹奏楽団に入団したかと思えば、カエルの卵を探したり。
就職したかと思えば、キッチンカーを開業したり。
キッチンカーの中でも装飾を変えたりメニューを変えたり、良く言えば好奇心旺盛、悪く言えば落ち着きなく飽きっぽく見える行動には理由があります。

その理由とは、結論から言うと「アウトプットが多いから」です。アウトプットというのは、自分のやりたいことや思いついたことを常に口に出してるという意味です。
元来の性格は自分の気持ちを言葉にするのは苦手なタイプで(それは今もあまり変わっていませんが)、この数年アイデアは深く煮詰める前に誰かに話すようにしています。そうすると自分の中でアイデアがより具体的になっていったり、話した相手から意見をもらえたり、話してるうちにこれはダメだなと思って手を付けなかったりします。話して表に出すことで協力者が得られるという大きなメリットもあります。つまりこのやり方は、1人でじっと考えるより、とても効率が良いと思うのです。
思いついたこと全部やるわけではないけど、やり始めたことも効率よく進むので次から次へいろんなことに挑戦できるというわけです。

「人に聞いてもらうこと」の重要性を初めて教えてもらったのは「傾聴ボランティア」の講習でした。ここで学んだのは「話す側」に何が起こるのか、ということ。
人は自分の経験や気持ちを言葉にして誰かに伝えることで思考が整理され、自分自身で答えを見つけられるようなのです。傾聴というと聞く側の技術、話し手の話を引き出す「魔法の相槌」のような言葉を教えてもらえるのかと思って行ってみたら、話す側のことが理解できました。もちろんプロの傾聴者には技術的な部分もあるのでしょうが、自分自身や身近な人とのコミュニケーションに活かしたいと思っていた私には充分な答えでした。

こんなふうに「話す」「聞く」の概念が少し変わったことでアウトプットが増え、飽きっぽく見えるほどたくさんの物事を同時に進行しているチョコさんが出来上がったというワケです(笑)

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