家族とキッチンカー

「おかあさん、キッチンカーやりたいねん」の一言で始まった、我が家の新しい生活。
私には夫と3人の子供がいます。ママの多くは「自分がやりたいこと」をどれくらいやっていいのか悩んでいると思います。起業してみて家族がどう変わったか、悩んでいるママの参考にしてもらえたら幸いです。

長男が生まれてからの10数年、私が専業主婦だった時期も、パートタイマーだった時期も、子供たちが小さかった頃の生活スタイルがそのまま続いていました。どんなスタイルかというと、だいたい毎日家にいて、子供が学校に行ってる間に趣味や仕事をして、週末は家族で過ごす。たまに一人で外出する時は家族の食事の心配をする。
この生活も幸せで、起業しなくても充実した日々を過ごしていた自信はあります。

それに対してWワーク(IT企業のパートとキッチンカー)の今の生活スタイルは平日も休日も忙しく、家にいる時間はうんと少なくなりました。他に少なくなったのは子供への小言。
逆に増えたのは、夫と子供たちのコミュニケーション、外食。
意外と変わらないのが家族とのお出かけ回数。

ひとつずつ、もう少し詳しく説明してみますと
◆家にいる時間が短くなった、子供に小言を言う回数が減った
やることがたくさんあるので毎日小学校の終業時間に間に合うように帰宅するのは難しく、子供たちは学童保育や鍵っ子です。はじめこそ毎日「おかえり!」と迎えてあげられないことに罪悪感を感じていましたが、平日の午後って子供が宿題をやらなかったり脱ぎっぱなしだったり、小言をいいがちな時間帯だったので、この時間帯に顔を合わせる回数を減らして小言も減りました。

◆夫と子供たちのコミュニケーション時間が増えた
私が家にいると、どうしても子供たちは私とのコミュニケーションが多くなりがち。私が不在の間、夫と子供の会話が増え、塾や習い事の話題もみんなで共有できるようになりました。

◆外食が増えた
家族みんなが料理できるようになるのは理想ですが、やっぱり外食やテイクアウトは多いです。ただ誰が作ったかよりみんなで美味しく食べて健康でいられれば良いと思っています。

◆家族でのお出かけ回数は意外と減らない
休日にイベントなどに出ることの多いキッチンカーなので「旦那さんが子供みてるの?かわいそう」とかたまに言われることもありますが、もちろん出店の予定を立てる際に旅行や帰省を優先するし、出店先に子供を同伴したり夫が子供を連れて来てくれたり、意外に家族と過ごす時間は減っていません。

いかがでしょうか。
このブログだけ読むととても理想的で何もかもうまくいっているように見えるかもしれませんが、もちろん私自身悩みながら進んでいますし、家族の本当の気持ちは分かりません。
ただ1つ確かなことは、起業して生活スタイルは変わったけど家族もみんなキッチンカーのある生活に慣れてきました、ということです。人それぞれ、家族それぞれですが、私は子供たちが大人になりきる前のタイミングで起業して正解だったと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です