嬉し恥ずかし屋号呼び

キッチンカーを始めて最初ちょっと恥ずかしかったこと、それは屋号で呼ばれること。
ペット、子供、チーム名、いろいろ名付けはしたけれど、自分自身が呼ばれることってあまりなかったので、はじめの頃は自分でつけたペンネームとかハンドルネームで呼ばれるような気恥ずかしさがありました。

うちの屋号ChocoPalace(チョコパレス)は何とな~く響きが可愛いかな、で決めたので深い意味はありません。創業当初はホットチョコレートをメインにしたいと考えていたのでチョコが入っています。(現在もメインではなくなったけど、メニューのどこかにチョコを入れるようにしていますw)

はじめは慣れなかった屋号呼びですが、気が付けばブログの名前にも使い、自分も他のキッチンカーさんを屋号で呼んでいます。チョコパレスさん、チョコさん。すっかり気に入ってます。
ところで名前を呼ぶって場面によってはちょっとハードルが高い行為だと思いませんか。
例えば買い物するときに商品の説明をしてくれた店員さんとは通常その場限りの会話でその先の関係性を築こうとはしないので名前も聞かずに会話を終わります。逆に初対面だけどその先何度も会うことが分かっているような相手だったら、自然に名前が分かることが多いし聞きやすいです。取引先の担当者とか同僚とか。
それに比べて関係性の発展が自分の行動次第の場合、名前を呼ぶって結構ハードルが高いです。
分かりやすいのがママ友コミュニティ。名前が分からないことも多いし、知っていてもいきなり(苗字で)”〇〇さん”とは呼ばず(子供の名前で)”〇〇ちゃんママ”と呼び始めることが多いです。その方がハードルが低いんですよね。

イベントで集まったキッチンカー同士が屋号で呼び合うのも、それと似ているなと思います。子どもの名前とか屋号とか、個人名より共通で認識されている呼び名で呼び合うとコミュニティが形成されていきます。そこから関係性を深めていくかどうかは自分次第ですが、とりあえず屋号が呼びやすい(読みやすい、覚えやすい)とコミュニティで認識されやすいのでやっぱり屋号の命名は大切ですね。