はじめての補助金申請
コロナでよく耳にするようになり、キッチンカーを開業してからさらにグンと身近になった「補助金・給付金」という言葉。
主婦の頃は補助金、給付金といえば”条件が合えばもらえるもの”みたいな認識でしたが、起業後は”チャンスをもらえるもの”というイメージになりました。決して商売がうまくいってないから助けてもらう制度ではなく、大きなビジネスになればなるほど補助金をうまく使って事業拡大をしている経営者が多いです。
そんな経営者になるべく、起業したてではじめて補助金申請をやってみた感想を少し書いてみます。
私は現在開業から1年足らずで、大小合わせて2つの補助金と2つの給付金を受けました。実際に申請したもので一番手続きが簡単だった「原油価格高騰対策支援金」は事業用の車両1台につき3000円、市役所の窓口に必要書類を持参して提出するだけの手続きでした。
一番手間がかかったのは「小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>」でした。こちらの第6回採択者一覧にChocoPalaceの名前が載ってます→https://www.jizokuka-post-corona.jp/list/
ほんの少し前まで主婦だった私にとっては大きな金額の補助金申請。やりたいことを具体的に書いて、資料を集めて、予算を立てて。そもそも何をどう書いたらいいのか分からず、少し書いては止まり、諦めかけること数回。ですが何とかまとめて申請を終え、採択の通知が届いたときは嬉しかったです!
ただ、補助金申請は採択されただけで終わりではなく、報告の方が大変だとよく聞きます。確かに報告は大変でした。写真を撮り忘れていたり、納品書を無くしてたり、受払簿なんて初めて聞く帳簿が必要だったり。でも事務局の方も丁寧に教えて頂き、無事に報告も終えられました。
そもそも補助金とは?
補助金、給付金、助成金、支援金など名称は様々ですが、原則返済義務はありません(返さなくていいお金)。国や自治体が主体となって交付します。条件が合えば必ずもらえるものもありますが、実際に事業のためにかかった費用の2/3とか1/2とかを事業報告とともに申請すると交付される仕組みで、額が大きいものはほとんど先着順だったり、審査があります。
広く平等に案内してもらえるものばかりではないので、自分から情報収集をする必要がありますし、条件だけではなく審査のあるものも多いです。
申請や報告には手間がかかりますが、自分の事業計画をしっかりと考える時間になるので決して無駄ではないと思います。チャンスを掴みたい方は是非チャレンジしてください。